導入事例
1951年の創立より世界を視野に入れながら、常に時代の先を見て、産業界のニーズにいち早く対応した人材育成をおこなってきた日本電子専門学校。
日本電子専門学校の魅力を多くの方に知っていただく活動で日々奔走されている広報部の木村様に、多言語サイトの導入についてのお話しを伺いました。
※本事例の内容は、取材日（2022年6月）時点の情報となります。
日本電子専門学校様の魅力についてお聞かせください。
日本電子専門学校の最大の魅力は、「教員と学生との距離感の近さ」です。多くの入学検討者がオープンキャンパス＆体験入学に参加した際に感じていただいています。また、入学直後の学生へのヒアリングにおいても、各業界への就職率の高さやオリジナル教材などの魅力とあわせて、必ず教員と学生との程よい距離感の話題があげられます。
本校では「一人ひとりに、未来への約束。」をスローガンに掲げ、コンピューター・電気・電子分野に興味を持つ若者たちの夢を実現する懸け橋となるため、企業と協力し合い、他校にはない独創的なカリキュラムの導入から教材開発、就職サポートなど積極的に取り組んでいます。
広報部の主な業務内容についてお聞かせいただけますか？
日本電子専門学校の学生募集活動と認知拡大が主な業務内容です。
高等学校をはじめ日本語教育機関などへ赴き、コンピューター・電気・電子分野に興味を持つ若者たちに日本電子専門学校の魅力を伝えています。
サイトの多言語化を検討され始めた際の、きっかけや課題はありましたか？
当初は、各言語のページをHTML（静的）で作成していました。年度が変わるたびに翻訳費用とページ更新費用が発生してしまうことや、学内担当者に負荷がかかる状態が続いていました。この状況を打開すべく、自動翻訳システムを導入するに至りました。
多言語化することにあたり、何を実現したいとお考えでしたか？
日本留学を検討している（日本語がまだ不慣れな）外国人の方や、日本国内で日本語を学ぶ留学生に対して母国語による情報提供を行うことで、入学資格などを明確にご理解いただき、不安要素を取り除いたうえで安心して進路検討をしてもらいたいと考えています。
外部の客観的な評価からも多言語サイトの改善が急務だと認識し、具体的な検証を始めていきました。
自動翻訳サービスの導入に至った経緯や導入の決め手を教えてください。
導入の背景を発端とし、HTML（静的）データで毎年更新する際の年間費用と、自動翻訳サービスの年間費用を比較することからはじめました。
①予算、②翻訳の正確性、③制作（公開）スピード、④担当者業務量の軽減の4つの観点から、自動翻訳サービスのほうが総合的に適していると判断しました。
自動翻訳サービスの検討にあたり3社ほどの候補がありました。
・英語・中国語（簡体・繁体）・韓国語のほかにも、ベトナム語とインドネシア語の言語が対応できたこと
・大手企業や教育機関の実績が豊富であり、本校担当者でも調整ができる管理システムが利用できること
・それらのサービスをふまえた年間のランニングコストも許容範囲であったこと
などにより、クロスランゲージ社のウェブサイト自動翻訳サービスの導入を決定しました。
導入をされた効果としてはいかがですか？
まだまだ、使いこなせていない部分がありますので、本来の効果を発揮できていないかと思いますが、英語・韓国語・中国語（簡体）の言語圏の方には多く利用していただいています。
また、導入後は、設定した言語圏からのアクセス数は格段に上がりました。閲覧者の増加に寄与できていると感じています。
今後当社のサービス面やサポート面で期待されるところやご要望がありましたら、お聞かせいただけますか？
できましたら、WEB-Transerのアクセス履歴について、期間設定を設けていただけるととてもうれしいです。現状では月ごとのデータ分析となっておりましたので、抽出したい期間が設定できれば、より精度の高い分析ができるのではないかと感じています。
今後の目標やビジネス展開をお聞かせください。
今後は、まずコロナ前の状況に戻すため、海外直接入学における情報の掲載なども検討しています。より多くの外国人留学生を迎えられるよう尽力してまいりたいと考えています。
また、国内外問わず、日本電子専門学校を幅広く認知していただくために活用していきたいと考えています。
多言語サイトの課題を持たれている学校関係者の方に向けて一言お願いします。
以前は、翻訳企業に安くはない費用で毎年更新する作業が伴い、その作業には学内担当者の業務量の増加が発生し、課題が多くありました。しかし、同サービスを導入したことにより、コスト削減・業務改善を同時に可能とすることができ、さらに利用者数を拡大することにも成功いたしました。
AI機能を搭載した自動翻訳サービスに移行もし、より外国人留学生の方々への広報業務に拍車がかかることを期待しております。
学生のひとりひとりと向き合い社会に必要とされる人材を育てる日本電子専門学校様の先進的な教育方針が、外国人留学生の増加にもつながっているように感じました。
広報活動のお忙しい中、ご対応いただきまして有難うございました。
学校法人電子学園 日本電子専門学校
https://www.jec.ac.jp/
業界 教育、学習支援
所在地 東京都新宿区
東京経済大学