（Win） Officeアドインを手動で登録する方法

本エントリではWindows10・Office2016を例に、 Officeアドインを手動で登録する方法をご紹介します。

この記事は、（Win）Officeアドイン翻訳タブが出現しない場合はの補足記事です。
まずは上記のエントリをご覧いただき、解決しない場合にこちらの記事を参考にしてください。

Excelを「管理者モード」で起動する
Officeのバージョンを確認する
手動でアドインを指定して登録する

Excelを「管理者モード」で起動する

[スタート] ＞ [Excel 2016]を右クリックし、[その他]を経由して[管理者として実行]をクリックします。

[Excel 2016]を右クリックし、[管理者として実行]

「ユーザーアカウント制御」確認メッセージが出現します。[はい]をクリックして次に進みます。

[はい]をクリックするとExcelが管理者モードで起動します

Officeのバージョンを確認する

Excelが起動したら「空白のブック」を開きます。

まず[空白のブック]を開きます

[ファイル] ＞ [アカウント]と辿り、「Excelのバージョン情報」をクリックします。

[ファイル] ＞ [アカウント] ＞ [バージョン情報]をご覧ください

「Microsoft Excel 2016のバージョン情報」画面が開くので、ソフトウェアのバージョン（32ビット／64ビット）をご確認ください。
確認できましたらこのウインドウは[OK]で閉じます。

Excelのバージョンをご確認ください。この画像は32ビットの例です

手動でアドインを指定して登録する

続いて、[オプション] ＞ [アドイン]と辿り、[管理]のプルダウンから[COMアドイン]を選択して[設定…]をクリックします。

[オプション] ＞ [アドイン] ＞ [COMアドイン] ＞ [設定]

「COMアドイン」画面の[追加…]をクリックします。「アドインの追加」画面が開きます。

[COMアドイン]画面で[追加]をクリック

「アドインの追加」画面で、以下の場所を指定します。
上で確認したソフトウェアのバージョンによって、指定する場所が異なります。

64ビットの場合
　　C:\Program Files\Common Files\CrossLanguage\Addins\Office

32ビットの場合
　　C:\Program Files (x86)\Common Files\CrossLanguage\Addins\Office
※　お使いのパソコンにC:\Program Files (x86)が存在しない場合は、
　　C:\Program Files\Common Files\CrossLanguage\Addins\Office
　　を指定してください。

指定したフォルダの中にある、[ ExcelAddin.dll ]ファイルを選択し、[OK]をクリックします。
※　Excel以外のOfficeアプリケーションにアドインを追加する場合は、
　　それぞれのOfficeアプリケーションの名前がついたファイルを選択します。

32ビットアプリケーションにExcelのアドインを手動で追加する場合

「COMアドイン」画面で[Cross Language Excel Addin]にチェックが入っていることを確認し、[OK]をクリックします。

チェックが入っていない場合はチェックしてください。

Excelの画面に「アドイン」タブが出現しました。

Excelに[アドイン]タブが出現しました。一旦Excelを終了してから再度起動し、動作をご確認ください。

以上で、OfficeアドインをExcelへ追加する作業は完了です。続いてWord・PowerPoint・Outlookなど、別のOfficeにてアドインを手動で追加する場合は、Officeソフトウェア名および追加するDLLファイル名を適宜読み替えて実施してください。

一連の操作は動画でもご覧いただけます（クリックで拡大します）。

内容についてご不明な点がございましたら、こちらのお問い合わせフォームにてお問い合わせください。