ホームページ翻訳の費用相場を徹底解説!料金を抑えるコツも紹介

ホームページ翻訳の費用相場を徹底解説

企業の海外進出やインバウンド需要の取り込みにおいて、ホームページの多言語化は不可欠です。

しかし、Web担当者の方にとって「翻訳に一体いくらかかるのか」という費用面は、大きな課題ではないでしょうか。

本記事では、ホームページ翻訳の費用相場や料金が決まる仕組み、そして費用を賢く抑えるためのコツまで、分かりやすく解説します。

 

ホームページ翻訳の費用が決まる仕組み

ホームページの翻訳費用は、いくつかの要素が組み合わさって決まります。料金がどのように算出されるのか、その基本的な仕組みを理解することで、見積もりの妥当性を判断しやすくなります。

料金体系の基本は文字単価・ワード単価

翻訳料金の最も基本的な算出方法は、翻訳対象の文字数や単語数(ワード数)に基づくものです。

日本語から英語など他の言語へ翻訳する場合は「1文字あたり〇円」、英語から日本語へ翻訳する場合は「1ワードあたり〇円」という形で計算されるのが一般的です。この単価は、後述する言語の種類や専門性によって変動します。

課金単位 主な使われ方 特徴
文字単価 日本語から多言語への翻訳 原文の文字数に基づいて計算されるため、発注前に費用を確定させやすいです。
ワード単価 多言語から日本語への翻訳 英語など、単語ごとにスペースで区切られる言語で用いられます。

翻訳する言語の種類

翻訳する言語によっても料金は大きく変わります。英語のように翻訳者が多い言語は比較的安価な傾向にありますが、希少な言語や専門の翻訳者が少ない言語の場合は、単価が高くなることが一般的です。

マイナーな言語へ翻訳する場合は、英語やヨーロッパ系言語などの翻訳の1.5倍から2倍程度の費用がかかることもあります。

専門性の高さと難易度

翻訳するコンテンツの専門性も、費用を左右する重要な要素です。一般的な会社紹介ページなどであれば標準的な料金で済みますが、医療、法律、IT、金融といった高度な専門知識が求められる分野では、その分野に精通した翻訳者が必要となるため、文字単価が高く設定されます。

一般社団法人日本翻訳連盟の料金表によると、一般的なビジネス文書と専門分野では、1文字あたりの単価に最大10円の差が出ることもあります。

翻訳以外の付随作業の有無

ホームページの翻訳は、単にテキストを訳すだけで完了するわけではありません。翻訳したテキストをWebサイトに実装する作業(コーディング)や、キャッチコピーの考案、SEOキーワードの最適化、ネイティブによる最終チェック(校正)など、様々な付随作業が発生します。

これらの作業を依頼する場合、別途オプション料金が必要となることがほとんどです。

 

【依頼先別】ホームページ翻訳の料金相場

ホームページ翻訳を依頼できる先は、大きく分けて「翻訳会社」「フリーランス」「機械翻訳」の3つです。それぞれにメリット・デメリットがあり、料金相場も異なります。

翻訳会社に依頼する場合

品質と信頼性を重視するなら、翻訳会社への依頼が最も一般的です。専門分野に特化した翻訳者が多数在籍しており、翻訳からネイティブチェック、校正まで一貫して対応してくれるため、安定した品質が期待できます。

費用は高めになる傾向がありますが、プロジェクト管理やセキュリティ面でも安心感があります。

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フリーランスに依頼する場合

クラウドソーシングサイトなどを通じて、フリーランスの翻訳者に直接依頼する方法もあります。翻訳会社を介さないため、中間マージンがかからず費用を安く抑えられる可能性があります。

一方で、翻訳者のスキルや経験に品質が左右されやすく、専門分野への対応力やセキュリティ面での見極めが重要になります。料金相場は1文字あたり5円~15円程度と幅広く、翻訳者の実績によって大きく変動します。

機械翻訳・自動翻訳ツールを利用する場合

Google翻訳などの無料ツールや、より高精度な有料のAI翻訳サービスを利用する方法です。費用をほとんどかけずにスピーディーに翻訳できる点が最大のメリットですが、ビジネス利用には注意が必要です。

機械翻訳は、細かいニュアンスや文化的な背景を汲み取ることが苦手なため、不自然な表現や誤訳が生じるリスクがあります。社内資料の概要把握など、用途を限定して利用するのが賢明です。

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ホームページ翻訳の費用を安く抑える5つのコツ

品質を維持しつつ、翻訳費用をできるだけ抑えたいと考えるのは当然のことです。
ここでは、翻訳を依頼する際に実践できる5つのコスト削減のコツを紹介します。

翻訳する範囲を事前に明確にする

ホームページの全てのページを翻訳する必要があるか、今一度見直してみましょう。

「会社概要」「製品・サービス」「問い合わせ」など、海外のユーザーにとって本当に必要な情報に絞って翻訳を依頼するだけで、全体の文字数が減り、費用を大幅に削減できます。

原文の文章をシンプルにする

日本語特有の曖昧な表現や、一文が長すぎる文章は、翻訳の難易度を上げてしまい、追加料金の原因になることがあります。

誰が読んでも理解しやすいように、主語と述語を明確にしたシンプルな文章(「です・ます調」など)に整えることで、翻訳の品質向上とコスト削減の両方につながります。

依頼するコンテンツの専門性を下げる

前述の通り、専門性の高いコンテンツは翻訳料金が高くなります。もし可能であれば、専門用語を多用した文章を、より平易な言葉で書き換えることで、翻訳の難易度を下げ、費用を抑えることができます。

修正前
(専門性が高い)
当社の〇〇システムは、独自のアルゴリズムに基づき、データベースの冗長性を排除し、最適なクエリ実行計画を動的に生成します。
修正後
(専門性を下げる)
当社の〇〇システムは、独自の技術でデータの重複を防ぎ、システムが最も効率的な方法を自動で判断して、高速な処理を実現します。
期待される効果 翻訳単価が下がり、コスト削減につながる可能性があります。

余裕を持った納期で依頼する

翻訳会社では、短納期での依頼に対して「特急料金」を設定していることがほとんどです。

通常料金の20%〜50%程度の割増料金がかかる場合もあるため、事前に計画を立て、余裕を持ったスケジュールで依頼することがコスト削減の重要なポイントです。

用語集や過去の翻訳資産を提供する

社内独自の専門用語や、製品・サービス名の統一された英語表記などをまとめた「用語集」を提供することで、翻訳の品質が安定し、翻訳者による調査の手間が省けるため、結果的に費用を抑えられる場合があります。
過去に翻訳した資料なども、重要な参考情報となります。

 

費用だけで決めない!ホームページ翻訳会社選びの重要ポイント

ホームページは企業の「顔」です。翻訳の品質が低いと、企業の信頼性やブランドイメージを損なうことにもなりかねません。

費用はもちろん重要ですが、以下のポイントも総合的に考慮して、最適な翻訳会社を選びましょう。

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自社の業界・分野での翻訳実績を確認する

自社のビジネスと同じ、あるいは類似した業界での翻訳実績が豊富かどうかを確認しましょう。実績が多ければ、業界特有の専門用語や表現にも精通している可能性が高く、より高品質な翻訳が期待できます。
公式サイトの事例紹介ページなどをチェックすることが有効です。

ネイティブによるチェック体制が整っているか

翻訳された文章が、ターゲット言語を母国語とするネイティブスピーカーにとって自然で分かりやすいかどうかは、非常に重要です。

翻訳者による翻訳だけでなく、別のネイティブチェッカーによるダブルチェック体制が整っているかを確認しましょう。これにより、誤訳や不自然な表現を防ぐことができます。

SEO対策に関する知識と実績があるか

海外のユーザーに自社のホームページを見つけてもらうためには、多言語SEO(検索エンジン最適化)が欠かせません。

単に翻訳するだけでなく、各言語の検索キーワードを調査し、それを適切に盛り込んだ翻訳を行ってくれるかどうかも、重要な選定基準です。SEO対策まで考慮してくれる会社を選ぶことで、海外マーケティングの効果を最大化できます。

セキュリティ対策は万全か

翻訳を依頼する原稿には、未公開の情報や機密情報が含まれることもあります。

情報漏洩を防ぐために、秘密保持契約(NDA)の締結が可能か、また、ISMS認証(情報セキュリティマネジメントシステム)の取得など、信頼できるセキュリティ体制を構築しているかを確認しましょう。

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まとめ

ホームページ翻訳の費用は、文字単価、言語、専門性、依頼先など様々な要因によって決まります。料金相場を理解し、翻訳範囲の見直しや余裕を持った納期設定といったコツを実践することで、コストを適切に管理することが可能です。

しかし、最も重要なのは、費用だけでなく品質や実績、サポート体制を総合的に評価し、自社のビジネスを成功に導くパートナーとして信頼できる翻訳会社を選ぶことです。

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また、「プロフェッショナル翻訳 」ではネイティブチェックも対応可能です。
そのほかにも「WEB-Transer@ホームページ AI」と合わせたポストエディットなど様々なサービスを提供していますので、お気軽にご相談ください。

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